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金箔、金箔押しについて
写真協力:宮本箔押し店 伝統工芸士 宮本 美弘
※産地彦根では、金箔を塗り上がった部分に貼りつけることを、金箔を押すといいます。
まず、汚れを取り金箔押し漆を仏壇の平面(胴廻り、扉裏)はへらにて平均に塗り上げます。小物(面廻り、彫刻、宮殿)ははけで塗り上げます。夏季は堅めの漆を、冬季はやわらかめの漆を使用します。
古綿で平面は回転(渦巻きの様)させながら、むらなく軽くふき上げます。小物は回転しません。
古綿で下ふきの上をもう一度軽くなでるようにふき上げます。
綿かす、ほこり等をほこりとりで取り除きます。
金箔(3寸6分と4寸2分角)の合せ目を揃え一枚ずつ箔箸(竹製ピンセット)で取り上げ指先に力を入れず軽く押し上げます。小物は箔板の上で金箔をカッターで切り、箔箸で押しつけます。漆を十分にふき取ってしまわないうちに、その上に金箔を貼り付けます。
金箔の付き具合を見て、ほぐした真綿で軽くなぜ継目を
取ります。
金箔を貼り付けてむろに入れ、温度25度・湿度80%で24時間(一昼夜)漆を乾かし金箔を密着させます。
むろ乾燥機の温度・湿度操作盤
むろ:漆を乾燥させるために温度・湿度を一定に保つように密閉された物入れ
※金箔押しの箇所へ金粉を使用することがあります。
参考:彦根仏壇事業協同組合資料より
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