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職人紹介 7

 〜井上仏壇店を支える匠たち〜 漆塗り師

馬場 耕造
〜57歳 職歴36年〜

漆塗り師
 

■匠のこだわり

私は、手に職を付けたいと考え仏壇業界に入りました。初めてお世話になった仏壇店さんで塗りの下地を中心に箔押しや組み立ての基礎を教えていただきました。その後、32歳で独立。仏壇の塗り師となりました。自分の代から始めたので、代々技を受け継ぐという環境にはなかった分、失敗を繰り返しながら試行錯誤の末、現在に至っています。奥の深い世界であるため、未だ自分の技術に満足することはできませんが、古くから伝わる伝統の重みや手法を守ることを心に留めています。お客様には、自分の塗ったお仏壇が気に入ってもらえるよう丹精込めて仕上げています。新しいお仏壇はもとより、お洗濯のお仏壇に入ったその家の気を感じ、お客様の気持ちになって塗らせていただいております。今後も自分の目と腕を信じ、塗り師を続けていきたいと思っています。


当店専属の漆塗り師さんです。何も言わなくても、安心しておませできる腕の良い職人さんです。新調では組合合格壇、洗濯では、おすすめコースのお仏壇を主に塗ってもらっています。
塗りだけでなく組立てにも精通されているので、的を得たアドバイスをいただいて感謝しています。

職人紹介 6

 〜井上仏壇店を支える匠たち〜 伝統工芸士 蒔絵師

舟越 丈二
〜36歳 職歴18年〜

伝統工芸士 蒔絵師
 

■匠のこだわり

私は、蒔絵職人の両親の元に生まれました。絵心のルーツは、幼い頃両親に連れていかれた多くの展覧会にある気がします。
その後、京都の美術系高校に進み漆芸技術を学びました。仏壇の蒔絵師になるとは考えていませんでしたが、この時に学んだ漆芸の高度な技術は私の財産です。
両親の仕事を継ぎ彦根仏壇の蒔絵師になった時は、自分の持つ技術を生かして誰もしないことをしてみたいと思っていました。日々進化している現在であっても、私は、昔ながらの材料と手法を守ることにこだわっています。しかし、最近では、いろいろな仏壇店より安い値段や簡単な方法での注文を受けることも少なくありません。しかし、私はお客様の好みに合わせてきれいに描く事は勿論、時代に流されることなく伝統技術を守ることが伝統産業に携わる者として当然の姿であると思っています。今後は仏壇の蒔絵に真摯に向き合いながら、漆芸の技術を生かし自己表現のできる世界を目指して行きたいと考えています。


当店の伝統的工芸品の蒔絵を主に描いてもらっています。若いですが、腕の良い頼りになる職人さんです。


職人紹介 5

 〜井上仏壇店を支える匠たち〜 金粉蒔き師 蒔絵師

きたしん 北村 順治
〜50歳 職歴24年〜

金粉蒔き師 蒔絵師
 

■匠のこだわり

私は金箔漆器盆の製造をする家で育ちました。昭和40年代当時、漆と金箔の組み合わせが外国の方のお土産に喜ばれ、需要もかなりありました。が、40年代後半になると漆器製造にも陰りが見え始め、お仏壇の仕事に関わるようになりました。幼い頃から、忙しい家業の手伝いをする中でお仏壇の製造工程を自然と学んでいたように思います。大学卒業後は、自分の夢であった音楽の仕事に就き、5年間のサラリーマン生活を経験しました。お仏壇の仕事に従事したきっかけは、大きな会社の歯車よりも何か自分だけにできる事をしたいと考えたからです。天然漆による金粉蒔き師として自分の中にある職人のこだわりは、1にも2にも仕上がりのきれいな仕事をすることだと思っています。創意工夫をして手間を省いて効率を上げることより、昔ながらの工程で伝統技術を守り手間ひまかけ、日々同じペースで仕事をやり続ける事を念頭にすべてのお仏壇と真剣に向き合っています。この天然漆による金粉蒔きという仕事は、七職の中でも組み立て前の最終工程です。ここまでの工程の方が苦労して仕上げてこられたことを、より感じる立場だけに丁寧な仕事を心がけています。品物を大切に扱うことは、間違いのない商品として、お客様に信頼をいただける結果につながると信じています。本当の金粉の色をぜひお客様の目でお確かめ下さい。


天然漆で金粉をむらなくきれいに蒔くというのは、一見簡単そうでとても難しい仕事です。その仕事を誰よりもきれいに淡々と仕上げるきたしんさん!きたしんさんは、何の心配もなく最終工程を任しておける頼りになる職人さんです。お酒が、特に焼酎が大好きな方でいくら忙しくても早朝から仕事をして夜は楽しみの晩酌タイムです。


職人紹介 4

 〜井上仏壇店を支える匠たち〜 錺金具師

佐渡錺金具店 4代目 佐渡 正明
〜68歳 職歴38年〜

伝統工芸士 錺金具師

 

■匠のこだわり

私は錺金具職人の子供として生まれ、父の姿を見て育ちましたが、大学卒業後、8年間のサラリーマン生活を経験しています。遅ればせながらこの金具職人の世界へ足を踏み入れたのは、30歳になってからです。それから10年が経過した頃から、仏壇業界にも好景気の波が訪れ仏壇の金具というものは、伝統を守り手で創り出すものという私の概念をくつがえす三つの山が立ちはだかりました。電気鋳造機・プレス金具・中国製の金具の出現です。仕事量が減ることや伝承技術の崩壊を心配していた折、「一生一品」という言葉に出会い気持ちを新たにしました。その日創るものへ丹誠込めて仕事をすること。日々、進化し続ける気持ちを大切にすることです。その先には、仏壇の中の装飾品として、50年後、100年後も「これぞ佐渡金具」と呼ばれるものを創りだし、後世に残すことを目標に精進しております。仏壇の金具を創る職人として、私は常に仏様のそばにおります。平常心で丹誠込めて造る姿勢を感じてもらえれば嬉しく思います。お仏壇をご購入されたお客様には、日々、仏様に目覚め、拝み、魂を入れて欲しいと願っています。


私の親父と又従兄弟の佐渡さん。主に伝統的工芸品の障子や中の部分の金具を造ってもらっています。創造性豊かな感覚を持ち、絶えず新しいデザイン、意匠を生み出しておられます。私のどんな難しそうな注文にも、応えて下さるとても腕の良い職人さんです。


職人紹介 3

 〜井上仏壇店を支える匠たち〜 金箔押し師

宮本箔押し店 4代目 宮本 美弘
〜49歳 職歴31年〜

伝統工芸士 金箔押し師


■匠のこだわり

産地彦根では、塗り上がった各部品に金箔を貼り付けることを、『金箔を押す』といいます。私は、金箔を天然漆で一枚一枚箔箸を使って手押ししていきます。もちろん、すべて手作業です。最終工程なので、キズをつけないように十分気を配っています。現在いろいろな金箔や金箔の押し方がありますが、私は縁付け金箔(手押し金箔)を天然漆で手押しすることでしか表現できない金箔本来の輝きをお客様にお届けしたいと考えています。金箔押し師としての醍醐味は完成した仏壇を開けた時、何よりも一番先に金箔が目に飛び込んでくることです。私はその光景を思い浮かべながら、日夜仕事をしています。


美弘氏の祖父の代から50年以上もお付き合いをしている職人さんです。丁寧な仕事には定評があります。現在、金地金が高沸しておりますが、当店では高額な縁付け金箔を使い続けます。当店は縁付け金箔を天然漆で手押しするという伝統的な金箔押しを守り続けます。詳しい金箔押しの工程はこちらで紹介しておりますので、是非、ご覧ください。


職人紹介 2

 〜井上仏壇店を支える匠たち〜 漆塗り師

ぬし善 吉田博 職歴39年

伝統工芸士 漆塗り師


先々代から50年以上も当店の仏壇を塗っている職人さんです。漆塗りでは、彦根一の腕前だと思います。新品では伝統的工芸品、洗濯ではこだわりコースを塗ってもらっています。


職人紹介 1

 〜井上仏壇店を支える匠たち〜 宮殿師(くうでんし)

ミリの魔術師 つぼ忠 田中 一雄(父)
〜80歳 職歴64年〜

前伝統工芸士 宮殿師(屋根)

褒賞 平成08年
 伝統的工芸品産業功労者褒賞 受賞
平成14年
 近畿経済産業局長彰 受賞

ミリの魔術師 つぼ忠 田中 正司(子)
〜42歳 職歴24年〜

伝統工芸士 宮殿師(屋根)

■匠のこだわり

仏壇の製造は、七つの職に分類されています。宮殿師(くうでんし)は、精巧な技術を求められます。私の職人としてのこだわりは、受け継いだ技術と経験を生かし、より正確に、なおかつ、次工程の職人さんの作業がしやすいように心がけて宮殿を造っている所です。お仏壇のご購入をお考えのお客様には、値段だけに惑わされる事なく是非、職人が伝統の技を駆使して丹精込めて造ったものを見て、その魅力に触れて欲しいと思います。私たち職人の仕事は、仏壇完成までの流れの一つであるため、直接お客様に見ていただく機会も少ないのが現状です。しかし、こうして紹介される事により、仕事に対するこだわりが伝われば嬉しく思います。今後もより良いものを造るため、現状に満足することなく、日々、技術の向上を目指していきます。

田中 正司


一雄氏の先代から50年以上も当店の仏壇の宮殿を造っている職人さんです。宮殿では、彦根一の腕前だと思います。主に伝統的工芸品の宮殿を造ってもらっています。現在、他店の宮殿は海外製品を多く使用されていますが、当店では、彦根製を主に使用しています。
 

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