タモ(ダーク色)扉無垢の国産家具調仏壇をご購入いただきました。曹洞宗、滋賀県東近江市のお客様

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日本を代表する産地彦根で、こだわりの手造り仏壇を製造しております、井上仏壇の井上昌一と申します。

東近江市のお客様より、国産家具調仏壇をご購入いただきましたので、ご紹介いたします。

 

【家具調 タモ(ダーク色)扉無垢の国産仏壇   滋賀県東近江市のお客様 曹洞宗】

 

1年ほど前、ご主人様が他界され、お仏壇をお探しの奥様が、その息子さんと娘さんの3人でご来店くださいました。彦根には組合加入のお仏壇店が今現在10店ありますが、その中で当店含めて2店、お住まい近くの東近江でも2店ほど見て回られたそうです。

お仏壇のご希望や設置場所などを伺って、国産の家具調のお仏壇をご案内しました。

床の間に設置されるということでしたので、上置きではないタイプです。お手頃価格であることもあり、同じようなご希望をお持ちの方にはよくおすすめしています。その後しばらくご連絡がなかったのですが、今年の春になって再来店くださいました。以前ご案内した家具調の国産仏壇を気に入ってくださっていて、じっくり検討した結果もう一度見て決めようとご来店になり、1年越しでご購入いただく運びとなりました。

 

お仏壇内部です。仏具はセットで付いているものです。ご本尊と掛け軸はお客様にお選びいただきました。ご本尊は総香木の釈迦如来座像です。曹洞宗の場合、費用の関係で掛け軸にされる場合もありますが、仏像の方が望ましいとされています。両脇は、曹洞宗の両大師(右:高祖 承陽大師 道元、左:瑩山(エイザン)常済大師)、上緞子仕上げとなっています。

 

お客様ご希望の床の間にこのように設置させていただきました。幅もぴったりです。ダークブラウンが壁や床の間の色目ともなじんでいて、お客様にも大変喜んでいただけました。

扉部分は、一枚の無垢板を使用しています。通常は貼り合わせのものを使用することも多いですが、無垢板4枚を使用した贅沢な造りで、自然の木目がとてもきれいです。家具調仏壇には、タモやウォールナットなど従来のお仏壇の材料とは違う木材を使用したものも多く、このお仏壇も設置場所を選ばないスッキリとしたモダンなデザインとなっています。

 

ご希望で経机もご用意しました。桜模様の経机の敷物は、お座布団の柄と合わせました。おりんの布団とバチも色を合わせています。また、木魚はこだわりの桑の木です。楠(くす)でできたものが標準ですが、桑の木のものは色味が濃く音色も異なり、最高級とされています。ご説明すると息子さんが気に入ってくださいました。深い色味は、お仏壇や床の間の色味ともぴったりですね。

 

お客様には、床の間の色目と仏壇の色目がマッチしていて、とても気に入っていただきました。また、お声も寄せてくださいました。

お仏壇に対する知識が何もなく、数店舗見に行きましたが、御店が一番、材質や造りなどお仏壇そのもののお話を丁寧にしてくださり、店主様が信頼できる方だと感じました。
お仏壇を購入してから1カ月程度ですが、まるで数十年も我が家にあったかのようになじんでいて、大変満足しています。

ありがとうございます。当店は、お仏壇をお求めの方に色々なお仏壇を見ていただく中で、まずはお仏壇の材質や作り方など、どういう材料を使用してどこでどのように作っているのか等をご説明しています。多種多様なお仏壇には、良いところだけでなく注意点ももちろんありますが、それも含めて詳しくご説明し、お値段ばかりにとらわれるのではなく、お仏壇そのものをよく知ってからお選びいただきたいという思いがお客様に伝わっていたことは、大変うれしく思います。「まるで数十年も我が家にあったかのように」なじんでいるとおっしゃっていただけたことには、ここへ入るべくして入ったお仏壇だったのかなとも感じます。皆様で末永く大切にお参りいただけますと嬉しい限りです。

以前は、ご家族が亡くなると49日までにはお仏壇を用意しないと・・・というのが一般的でしたが、最近は将来的なことなどを考えて、お仏壇の購入そのものを迷われる方も多いです。白い祭壇のままお参りをされていて、1年、2年としばらく経ってから「やっぱり買おう」という方が多くいらっしゃいます。お仏壇は、欲しくなった時が一番良いタイミングだと思います。それぞれのご事情やペースに合わせて、じっくり考えてご納得いくものをお選びいただければと考えています。その時が来れば、ご満足いただけるお仏壇になるよう精一杯お手伝いをさせていただきますので、安心してご相談いただければ幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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